コンジローマは手術で治療することもある

コンジローマはヒトパピローマウイルス(HPV)感染により、性器にイボが多発する性感染症の一種です。
男性では海綿体先端周辺、女性では膣や外陰部に発生する傾向があり、女性では肉眼では確認しづらい場合もあります。
発生するイボは大小さまざまでバラエティに富んだ外見を呈しますが、融合してカリフラワーや鶏冠状の腫瘤を形成することもあるのです。
かゆみや痛み等の自覚症状は無いものの、無症状のまま長期間経過することも珍しくありません。
しかしコンジローマは免疫機能により、自然治癒することも稀にあるものの、放置するとどんどん大きくなるので治療が必要なのは明らかです。

コンジローマでは手術により外科的に治療が行われる場合があります。
特に治療に早く取り組まず、イボが巨大化した場合では、とりあえず外見を改善するために手術が効果的な場合もあるからです。
手術としてはコンジローマのイボを切除する手術の他に、液体窒素凍結術・電気焼灼手術・レーザー光線蒸散などが病状や部位に応じて、適宜選択されます。

液体窒素凍結術はマイナス196度の液体窒素を用いて、コンジローマの患部とその周辺を凍結させる手術です。
出血量が少なく繰り返し行えるメリットがありますが、手術部位は凍傷に類似した状態になり数日間痛みが残ることもあります。
電気メスの熱の力でコンジローマ患部を焼灼するのが電気焼灼手術になります。
再発防止のためには施術部位が広範囲になる可能性がある為、事前に医師と十分相談することが大切です。
炭酸ガスレーザーなどを用いるレーザー光線蒸散は、細胞内の水分をレーザーで蒸発させる方法で肉体への負担は軽いものの、広範囲にHPV感染範囲を広げてしまい、イボが逆に増えるリスクを抱えているのです。

しかし週術等の外科療法は主にイボ病変の除去に主眼が置かれ、HPV根絶を目的としてものではありません。
そのため再発率が高いと言う問題点があるのです。
そこで今日では、2007年に発売が開始されたベセルナクリームがコンジローマ治療で選択されることが多くなっています。

コンジローマはベセルナクリームで治療をしましょう

コンジローマによってイボができた場合は、放置しておくとイボそのものが大きくなるだけでなく、洋服にこすれて出血をしたり他の部分にも広がることがあります。
自然に放置していても治るまでに時間がかかりますから、大きくなったイボには外科手術という方法があります。
ただ手術を受けるとなると精神的にも身体的にも負担がかかりますし、イボだけを切除するので、ヒトパピローマウイルスを体から無くすことはできません。

そこでコンジローマを根本的に治療する方法として、ベセルナクリームをイボができた部分に直接塗布するという方法が有効です。
性器や肛門周辺にできたイボに直接塗ることによって、イボそのものを縮小して消失させる効果をもっています。
ベセルナクリームを治療に用いたとき、小さな硬いイボが2~3個くらいしかない初期症状の場合は、塗布してから1~2週間ほどの早い治療期間で済ませることができます。
少し大きめのものが3~4個ほどあるときは2~3週間ほど、カリフラワーくらい大きく目立つようなイボの場合は1ヶ月から4ヶ月ほど完治するまでに時間がかかります。
ただ初期症状の段階で、ベセルナクリームを治療に使用すれば、早く完治させることが可能です。

ベセルナクリームがヒトパピローマウイルスが増殖することを抑える効果があるだけでなく、免疫力そのものを高める効果が期待できます。
性病に罹患すると、他の性病にも罹患しやすくなったり免疫力が下がってしまうことがわかっています。
コンジローマは、治ったとしても再発を繰り返す特徴があり、免疫力が下がることで再び体内に残っているウィルスが活性化することがあります。
そこでベセルナクリームを常備しておくことで、再発をしても簡単に早く治療を始めることができます。