目にヘルペスが出来ることもある

ヘルペスという病気は性病として扱われる事も多く、性器に発症する病気だと考えてしまう人も多いのですが、実際には目や口元などに感染する場合もあります。
もし目に感染してしまった際には、早いうちに治療を始めておかなければ、目の角膜にまで病気の影響が及んでしまう事もあるので注意が必要です。
症状が悪化してくると視力低下を招いたり、最悪の場合は失明してしまう可能性もありますから、コロコロとした眼球の違和感があったり、目の充血が酷い時は検査を受けてください。

角膜ヘルペスは一度発症してしまうと、再発を何度も繰り返してしまう場合もある恐ろしい病気です。
感染者の4人に1人は2年以内に再び症状に苦しまされる事になり、角膜移植を行う事になってしまった人も少なくありません。
角膜には複数の層があり、どこの層に感染したかによって上皮型と実質型の二つに分けられています。
角膜の外側にある上皮に感染した場合には、症状は軽く済む場合もあるのですが、実質型の場合は角膜が濁ってしまう事が原因で視力が低下する事も多いです。

免疫反応の異常によって起きる症状ですから、放置していても自然に良くなる可能性は低いので、自覚症状が出たら早い段階で治療を始める事を推奨します。
基本的に点眼薬と内服薬の両方を使いながら治療を続ける事になり、ジェネリック医薬品を使った治療を受ける事も可能です。

大人だけでなく子供も感染する可能性のある病気ですから、目をこする癖がある子供は目に触れないよう注意をしてあげてください。
他人が使ったタオルや、公園の砂場に触れた手で顔を掻いてしまった事が原因で、ヘルペスに感染したという子供も少なくありません。
1日に何度も薬を服用する事になるので、子供にとっては辛い治療になってしまう可能性もありますが、失明せずに済むように子供のうちから治療を始めておく必要があります。
大人の場合は性行為を楽しんだ後に、自分の顔に触れないように注意をしてください。

角膜ヘルペスは角膜移植が必要となることもある

目に発症するヘルペスには、軽度なものから重度なものまであり、角膜ヘルペスの場合は角膜移植が必要になることもあります。
原因はヘルペスウィルスの感染ですが、平常時は奥にある三叉神経に潜伏していて目がコロコロしたり、充血するなどの症状はありません。
病気の後や加齢などで体力・抵抗力が落ちて、免疫力が弱くなったときに潜んでいたヘルペスウィルスが活動を始めます。
完全に撃退することは難しく、何度も再発を繰り返し重症化してしまうケースもあります。

ウィルスの型によって、単純ヘルペス性角膜炎や眼部帯状ヘルペスなどがあり、軽度なときは光がまぶしく感じる、涙がでる、充血するなどのドライアイと似たよくある眼科的症状です。
ただ、免疫反応の上下によって再発を繰り返していると悪化させがちで、見えづらいというレベルから、格段に視力低下し、失明するリスクもはらんでいます。
角膜が傷ついたり濁ったりして影響が残ってしまうことも多々あり、その場合は視力の回復が難しくなります。
視力が著しく下がってしまい失明する可能性が高いので、角膜移植が必要となります。

実は、角膜ヘルペスは失明率の高い疾患です。
角膜混濁や角膜変性とともに、角膜移植術が必要になるリスクの高い病気のひとつとされています。
多くの人はヘルペスウィルスが目の奥の三叉神経に潜んでいても発症しないままで、健康的に一生を過ごします。
ただし、発症に至った場合は重篤化しないように、その都度の治療が重要です。
決していつものことと放置したりしないようにしてください。

潜伏しているヘルペスウィルスが活性化したり、再発を繰り返したりしないよう、発熱や体調不良を引き起こす要因は避けましょう。
規則正しい生活を心がけて日々の生活態度を見直したり、ストレス軽減、体力保持など免疫力や抵抗力を養う努力をしたりすることも大切です。